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「リーダーシップ」関連記事を読み直していた

部屋掃除あるあるで、本棚整理中に本を読み返してしまってました。

その本の一つがこれ。

いずれの記事も読み物として非常に興味深く読んでいたのだけど、とくに「「最前線」指揮官の条件」という記事が色々響きました。

その中から刺さったものを引用しつつ書き残しておく事にします。

一三二連帯のロバート・マイニング大尉はこう語る。 「歩兵部隊は誰もしゃべりゃしないんだ。前に出て連中を引っ張って行かなくちゃ。前に出て(自分の行動が)部下に見えるようにしていなくちゃいけない。だから小隊長が一番やられる率が高いんだ。でも、それが僕の唯一のやり方だったし、いまでもそれが正しいと信じてるよ」

率先垂範の話。 本当に正しいのかは自信ないけど、自分もこれしかできない。背中を見てもらうことしかできない。

民兵制の伝統を持つアメリカの州兵部隊では、かつて指揮官は兵士が選挙で選出した。「話し合い、意見を聞き、率直に議論する」ことが彼らの意思決定の方法だったと、一三二連帯のロバート・マーキー軍曹は言う。

自分の知るITのエンジニア文化はこういうやり方を尊んでると感じている。

とはいえ、言うのは簡単だけど行うのは難しいやつなので、その難しさから逃げてしまわないようにしなくちゃなあと思ったのでした。

軍刀を抜いて部隊の先頭を走る指揮官に、部下が皆ついていったわけではない。軍紀の厳しい日本陸軍といえども、信頼できない指揮官には絶対服従とはいかなかった。 昭和十八年(一九四三)一月十四日にアメリカの包囲攻撃を受け、ガ島で玉砕した三八師団二二八連隊一〇中隊長の若林東一中尉が残した「部下を持ちて」と題する日記には、次のようなくだりがある。 「部下にさからひの気配あるとき/弾丸の中にて部下 行かざる時/かならず部下を叱るな/おのれの徳/おのれの勇/未だ 足らざるを思へ」 当時、軍神と仰がれた指揮官であっても、戦場での統率には様々な困難が伴っていた。

というものの一つなんだろうと思う。 うまくいかないことや思い通りにならないことに対して、こういういい意味での自責的な考え方を持っていたい。

もちろん自分一人で状況すべてを自分のせいだと抱え込んでしまうのはよくないけれども、自分の担当範囲で自分ができるアクションについては、誰かのせいにするんじゃなくて自分を省みるようにしていきたいと思ったのでした。