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出来は上々で申し分の無い仕上がり日記

「そんな話は聞いてない」というコミュニケーションをやめよう

...という話を友人に熱弁されて、そういう見方もあるのかと目からうろこだった。せっかくなので、要約して個人のポエムとして残しておく。

photo by John Benson (CC by/2.0)

事前に出したアジェンダをベースに会議を行っている中で、「そんな話は聞いてない」という言葉聞いたことある人は多いでしょう。言ったことある人も多いでしょう。

そういうのやめよう。

この言葉はコミュニケーションコストが非常に高くなっている現れです。

やめかた

「そんな話は聞いてない」をやめる手段は2つあります。

その1. 事前に伝える

一つは、会議の前にあらかじめ主要な人に伝えておくことです。 事前に聞いてもらうことで、「そんな話は聞いてない」という状況を防ぎます。

確かに、何人かに事前に聞いてもらうことは重要です。未成熟な状態から小さくレビューを回して漸進的によくしていくのは、生煮えプルリという名前がついた、いい協同のありかたとして、広く知られています。 会議の場で出す話も、この方法で事前に案をブラッシュアップしておくといいでしょう。是非とも行っておくべきです。

ただ、「そんな話は聞いてない」対策を目的として、あらかじめ主要な人に伝えておくというのは、早晩伝えてなかった人から「そんな話は聞いてない」が出てきます。結局全員に伝えるところまでエスカレートしていくのはもはや自然の摂理といっても過言ではありません。

また「伝えること」と「伝わること」は違います。伝えたから伝わるという段階には、まだまだ人類は遠いところにいます。

その2. 会議を明確にする

もう一つは、会議の位置づけを明確にして、事実と所感を共有するための集まりなのか、案をもとに議論を行い結論を導き出す場なのか、はっきりさせることです。

前者ならば、知らないことを知るための場なので、「そんな話は聞いてない」というのは当然の事と言えます。

後者ならば、結論を導き出すための場なので、「そんな話は聞いてない」ではなく、その話を起点に建設的に議論を進める事が必要です。

もちろん、建設的に議論を進めるのは簡単ではありません。予備議論を行う、事前に質問・回答表をまとめるという手段も考えられます。

ただ、数人レベルの参加人数であれば、アジェンダだけ事前に参加者全員が読みこんで、議論は会議の場で集中して行うのがいいでしょう。はじめて聞く話でも真摯に議論する姿勢と、せっかく出してくれた貴重な提案を尊重する意識だけで実現できるはずです。